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オーナーインタビュー 空室率45.4%から満室までの109日の道のり

オーナー体験談

OWNER’S VOICE ── 賃貸経営 オーナー様インタビュー

空室5室、空室率45.4%からの109日。名古屋市南区の1K×11戸が満室になるまで

名古屋市南区 1K×11戸の物件|語り手:Y様(貸主)

2026年6月6日、総戸数11室のうち5室が空室、空室率45.4%という状態で募集が始まりました。そこから109日後の9月23日、5室すべてに申し込みが入り満室に。施策を提案し、満室まで先頭に立って進めたのは、エイブルネットワーク名古屋南店の担当・池田さんでした。提案を受けた貸主の立場から、その経緯をお話しいただきました。

  • 募集開始時の空室5室/11室
  • 空室率45.4%
  • 満室までの期間109日
  • 満室達成9/23

物件概要

物件名名古屋市南区 1K×11戸の物件
所在地名古屋市南区
貸主Y様
施策の提案・推進エイブルネットワーク名古屋南店(株式会社新日エステート) 担当:池田 様
総戸数11室(1K)
募集開始2026年6月6日(募集開始時空室 5室/空室率 45.4%)
満室達成2026年9月23日(募集開始から109日)
管理契約2026年9月13日 締結 / 2026年10月1日 管理開始

成約情報(5室)

部屋申込入居広告料2か月(8/2〜)後の申込
3012026年6月2026年7月16日—
2022026年8月2026年9月8日該当
2012026年8月2026年9月19日該当
2042026年8月2026年9月21日該当
1032026年8月2026年9月23日該当

301号室の申し込みは2026年6月。残る4室(103・201・202・204)は、いずれも2026年8月の申し込みで、広告料を2か月に変更した2026年8月2日以降に申し込みが入った部屋です。

01募集開始 ── 5室の空室と、ひとつの提案

Q募集を始めたのは2026年6月6日です。まず、当時の状況を教えてください。

A

総戸数11室のうち5室が空室、空室率45.4%でのスタートでした。固定資産税や維持管理の費用はかかり続ける一方で、5室分は収入にならない。数字だけを見れば、重い状態です。

Qその状況で、どう動こうと考えましたか。

A

正直なところ、「このまま自社の考えだけで募集を続けても、同じ結果になるだろう」という実感がありました。物件そのものに大きな欠陥があるわけではない。立地が極端に悪いわけでもない。それでも申し込みが伸びない理由を、自分たちだけでは見つけきれていませんでした。

そんなときに提案をくれたのが、エイブルネットワーク名古屋南店さんです。担当の池田さんが物件を見たうえで、室内の整え方、募集条件の組み方、そして物件情報の広げ方まで、やるべきことを具体的に示してくれました。

Q提案を受けて、どう判断されたのですか。

A

任せてみよう、と決めました。池田さんの提案は、感覚ではなく反響の数字と相場に基づいたものでした。募集の途中でも、問い合わせや案内の数、媒体の閲覧数を報告書にまとめ、「どこが足りていないか」「次に何をするか」を示してくれる。貸主としては、判断の材料がそろった状態で決められるのがありがたかったです。

02室内整備 ── 広告より先に、部屋そのものを直す

Q池田さんの提案で、最初に手をつけたのは何でしたか。

A

広告よりも先に、部屋そのものでした。「どれだけ広告を出しても、内見で残念な印象を持たれてしまえば、その先には進みません」というのが池田さんの考え方で、まず空室の室内を一つひとつ整え直すところから始まりました。

Q具体的には、どのようなことをされたんですか。

A
  • 空室の清掃を徹底 退去から時間が経つと、匂いや薄い汚れがどうしても残ります。内見者が入った瞬間に「きれいだ」と感じられる状態を基準にしました。
  • ガスコンロを設置 初期費用と手間を抑えてすぐ暮らしたい、という入居希望者のニーズに応えるためです。
  • シャワートイレを設置 同じ家賃帯の競合と並んだときに差がつく部分です。ないという理由だけで候補から外れてしまうのを避けました。
  • その他の軽微な修繕 ひとつひとつは小さな傷みでも、積み重なると「管理が行き届いていない建物」という印象になります。修繕箇所を洗い出して、まとめて対応しました。
  • 共用部の電気を常時点灯 建物内の暗い印象を改善するためです。昼間の内見でも「夜はどうなのか」という不安につながるので、暗いという印象そのものを取り除きました。

Q共用部の電気を常時点灯にしたのは、思い切った判断だと思います。

A

池田さんから、反響の数字とあわせて提案を受けた項目のひとつです。多少の電気代はかかりますが、空室が埋まらない損失に比べれば小さい。そう説明を受けて、すぐに決めました。

室内を整えることは、家賃を下げることと同じくらい効きます。
値段を下げる前に、部屋そのものを見直す価値は必ずあります。

03募集条件 ── 相場に合わせて、仕組みごと組み替える

Q家賃はどのように見直しましたか。

A

池田さんが周辺の相場を調べ、それをもとに見直しを提案してくれました。「安くすれば埋まる」という発想ではなく、このエリア・この仕様で入居者が実際に選んでいる価格帯に、募集価格をきちんと合わせる作業です。根拠のある数字が示されたので、納得して決めることができました。

Q敷金・礼金の仕組みも変えたそうですね。

A

従来の敷金・礼金という枠組みをやめ、退去時に室内清掃費をいただく方式へ変更しました。入居希望者が初期費用を抑えられるため、検索結果で候補に挙がりやすくなります。

Q条件を変えるだけでは終わらせなかった、と聞きました。

A

ポータルサイトの検索条件にある「敷金・礼金0」にチェックを入れても、この物件がきちんと検索結果に表示されるように整えてもらいました。条件を変えても、検索の仕組みに載っていなければ意味がない。そこまで見てくれるのは、募集の現場を知っている池田さんならではだと思います。

編集部メモ|エリア相場の参考値

不動産ポータル各社が公表している集計では、名古屋市南区の賃貸相場は全体で6.5万円前後、ワンルーム4.9万円前後・1K 5.5万円前後とされています(Yahoo!不動産「名古屋市南区の家賃相場・推移」)。集計時点・集計方法・対象戸数は各社で異なるため、実際の価格設定にあたっては個別の募集事例とあわせて確認することをおすすめします。

04勝因 ── リアプロで、全国の仲介会社へ届ける

Q室内と条件が整ったあと、物件はどのように広めていったのですか。

A

池田さんの提案で、リアプロ(不動産会社向けのBtoBサイト)に物件を掲載しました。リアプロは仲介会社が空室情報を検索し、物件資料を確認できる業者間の物件流通サイトです。ここに載せることで、この物件の情報が、名古屋全域はもちろん、愛知県全域、さらには全国の仲介会社に届くようになりました。

Q不動産会社を一社ずつ回って、お願いしたわけではないのですね。

A

そうです。一社一社にお願いして回るやり方では、声をかけられる範囲に限界があります。リアプロなら、一度の掲載で広い範囲の仲介会社に同時に告知できる。お客様を担当する仲介会社の方が、自分で物件を探し、そのまま紹介してくれる。この「広く届く」仕組みこそが、今回いちばんの勝因だったと思っています。

Q広告料の増額は、どういう位置づけでしたか。

A

リアプロで物件を見てくれた仲介会社の方に、実際に紹介してもらうための後押しです。これも池田さんの提案で、他社付けの広告料を1か月から2か月に増額しました。2026年8月2日からの切り替えです。広く告知できる仕組みと、紹介する側の見返り。この二つがそろったことで、物件の動きが変わりました。

結果として、満室までの5室のうち4室(103・201・202・204号室)は、この広告料の増額後に申し込みが入った部屋です。8月に入ってから成約が一気に動きました。

一社ずつ頼んで回るのではなく、
名古屋・愛知、そして全国の仲介会社に一度に届ける。
それが、満室への最短ルートでした。

編集部メモ|リアプロとは

リアプロ(リアプロBB)は、管理会社などの元付け会社が空室情報を掲載し、全国の仲介会社が最新の空室情報の検索や物件資料・図面の閲覧・ダウンロードを行える業者間物件流通サービスです(株式会社リアルネットプロ「リアプロBB+仲介」サービス案内より)。

05満室までの109日

Q5室の成約は、どのような時期に決まったのですか。

A

最初に決まったのは301号室です。2026年6月に申し込み、7月16日に入居しました。残りの4室はすべて2026年8月の申し込みで、入居日は202号室が9月8日、201号室が9月19日、204号室が9月21日、103号室が9月23日。9月23日の103号室の入居をもって、11室すべてが埋まりました。

この後半の4室は、いずれも広告料を2か月に変更した2026年8月2日以降の申し込みです。満室までの5室のうち4室が、増額後の反響によるものだったことになります。

募集からの流れ

2026年6月6日募集開始(空室5室/総戸数11室・空室率45.4%)
募集開始以降エイブルネットワーク名古屋南店(担当:池田 様)の提案により、空室の清掃徹底、ガスコンロ・シャワートイレの設置、その他軽微な修繕、共用部電気の常時点灯
募集開始以降相場家賃をもとにした家賃の見直し、敷金・礼金から室内清掃費(退去時払い)への変更、ポータル検索「敷礼0」での表示対応
募集期間中リアプロ(不動産会社BtoBサイト)へ物件を掲載し、名古屋全域・愛知県全域・全国の仲介会社へ告知
2026年7月16日301号室 入居(2026年6月 申込)
2026年8月2日他社付け広告料を増額(1か月 → 2か月)
2026年9月8日202号室 入居(2026年8月 申込)
2026年9月13日株式会社新日エステート(エイブルネットワーク名古屋南店)と賃貸物件の管理契約を締結
2026年9月19日201号室 入居(2026年8月 申込)
2026年9月21日204号室 入居(2026年8月 申込)
2026年9月23日103号室 入居(2026年8月 申込)をもって満室達成(募集開始から109日)
2026年10月1日管理契約 開始

Q満室になったのは9月23日。109日目です。そのとき、どう感じましたか。

A

まず、池田さんへの感謝です。5室の空室を前に、何から手をつければいいのか見えていなかった状態から、道筋を示し、最後まで先頭に立って進めてくれました。満室は、池田さんが主導して持っていってくれた結果だと思っています。

Q管理契約についても、少し経緯が違ったそうですね。

A

当初は「残り1部屋まで成約できたら、賃貸物件の管理契約を結ぶ」という約束をしていました。結果はそのラインを越えて満室になり、9月13日に株式会社新日エステート(エイブルネットワーク名古屋南店)様と管理契約を締結、10月1日から管理が始まっています。約束以上の結果を出してもらったのですから、お任せすることに迷いはありませんでした。

06振り返りと、これから

Qこれからの運営については、いかがですか。

A

10月1日から株式会社新日エステート(エイブルネットワーク名古屋南店)様との管理契約が始まり、日々の運営をお任せする体制に移りました。ここからは「満室を維持する」という別の仕事が始まります。次に空室が出たときも、同じようにリアプロで広く告知し、すぐに動いてもらえる。その安心感を持てたことが、今回のいちばん大きな収穫です。

満室までの3つのポイント

  1. リアプロで、全国の仲介会社に広く告知できたこと

    今回の一番の勝因です。一社ずつお願いして回るのではなく、名古屋全域、愛知県全域、そして全国の仲介会社に一度に物件情報を届けられた。紹介の入口が一気に広がりました。実際、満室までの5室のうち4室は、告知と広告料の増額が効いた2026年8月以降に申し込みが入っています。

  2. 募集の専門家の提案に乗り、任せたこと

    池田さんは、数字と相場に基づいて提案し、報告しながら最後まで主導してくれました。貸主が一人で抱え込まず、募集の現場を知る人に任せる判断が、結果を早めたと感じています。

  3. 値下げの前に、部屋と条件を整えたこと

    清掃・設備・共用部の印象、そして相場に合わせた家賃と初期費用の仕組み。広く告知する前に、見られたときに選ばれる状態を整えておいたことが、告知の効果を最大にしました。

 

道筋を描き、最後まで先頭に立ってくれたのは池田さん。
勝因は、全国の仲介会社に広く届く告知の仕組み。
貸主の役割は、その提案を信じて決めることでした。

この記事について
  • 本記事は、貸主であるY様から提供いただいた情報をもとに、編集部がインタビューQ&A形式に構成したものです。質問は編集部が設定し、回答は提供情報に基づいて記事用に整えた文体であり、発言の逐語記録ではありません。
  • 個人情報保護のため、物件名・所在地・貸主名は匿名表記(物件名:名古屋市南区 1K×11戸の物件/所在地:名古屋市南区/貸主名:Y様)としています。
  • 物件名・所在地・貸主名以外の数値・日付・実施した施策の内容および実施日・管理契約の締結日および開始日は、提供いただいた情報に基づいています。
出典